聖光寺について |
当寺本尊として交通安全祈願にふさわしい、中国・インドの交易路、天山南北路駅制の オアシス都市に祀られていた 「救苦観世音菩薩」を奉祀しております。 さらに「一願成就」の観音菩薩をも奉祀しています。 この佛様は藤原道長が一躰の観音様に一事を願い、 百躰の観音様を造顕して、すべての願いが叶うようにと発願した百躰観音様の一躰です。 これらの観音菩薩の開眼法要は、奈良薬師寺、故橋本凝胤長老によって執り行われ、 薬師寺別院として開山いたしました。 その後、ネパール請来の薬師如来坐像を前立仏として奉祀し、両脇侍として本山薬師寺に1300年にわたって伝承する唯識教学の大成者、アサンガ(無著)ヴァスバンドゥ(世親)大士像もお祀りしております。 令和2年の開山50周年を機に、業務安泰と安全操業を祈る「安全綜躰」の祈願項目を加増いたしました。 創建以来毎月18日には観音菩薩の縁日に因んで、交通安全・一路安穏・安全綜躰祈願法要を営み、 毎年7月17・18日には交通安全祈願大法要を催し、年末年始は大晦日・元旦と 二年参りの法要を執り行っております。 聖光寺は標高1,230メートルの高原にあり、四季折々の自然がお参りに訪れる皆様をお迎えいたします。 春の桜・初夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色、四季を通じて自然の移ろいを感じてお参りにお越しください。 | |||||||||||||