聖光寺について

開  山

昭和45年(1970年)

御 本 尊

救苦観世音菩薩ぐくかんぜおんぼさつ立像

宗  派

法相宗(大本山 薬師寺)

三大寺命

交通安全の祈願

交通事故犠牲者の供養

交通事故負傷者の早期社会復帰の祈願

蓼科山聖光寺は、大きな社会問題となっていた交通事故の撲滅を祈願するために、トヨタ自動車株式会社 (当時トヨタ自動車販売株式会社)及びトヨタ自動車系列諸会社・トヨタ自動車販売店協会等によって、昭和45年7月に創建されました。

当寺本尊として交通安全祈願にふさわしい、中国・インドの交易路、天山南北路駅制の オアシス都市に祀られていた
「救苦観世音菩薩」を奉祀しております。
さらに「一願成就」の観音菩薩をも奉祀しています。 この佛様は藤原道長が一躰の観音様に一事を願い、 百躰の観音様を造顕して、すべての願いが叶うようにと発願した百躰観音様の一躰です。

これらの観音菩薩の開眼法要は、奈良薬師寺、故橋本凝胤長老によって執り行われ、 薬師寺別院として開山いたしました。

その後、ネパール請来の薬師如来坐像を前立仏として奉祀し、両脇侍として本山薬師寺に1300年にわたって伝承する唯識教学の大成者、アサンガ(無著)ヴァスバンドゥ(世親)大士像もお祀りしております。

令和2年の開山50周年を機に、業務安泰と安全操業を祈る「安全綜躰」の祈願項目を加増いたしました。

創建以来毎月18日には観音菩薩の縁日に因んで、交通安全・一路安穏・安全綜躰祈願法要を営み、 毎年7月17・18日には交通安全祈願大法要を催し、年末年始は大晦日・元旦と 二年参りの法要を執り行っております。

聖光寺は標高1,230メートルの高原にあり、四季折々の自然がお参りに訪れる皆様をお迎えいたします。
春の桜・初夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色、四季を通じて自然の移ろいを感じてお参りにお越しください。